2021年9月はここ
10月1日(金)「今日も腰痛に負けず・・・の風さん」
起床時、腰痛を感じたのでストレッチは中止。今日もやることは多い。
ホットミルクとトーストでブランチをした後、本格的に月例の掃除に取り掛かった。コルセットだけでは不安なので、鎮痛剤も服用した。この鎮痛剤は、ワクチン接種後の腕の痛みを和らげるために、薬剤師の勧めで購入した裏技的薬だ。実は、腰痛専門の鎮痛剤だった。錠剤はかなり大きく、口にふくんで噛んで飲むタイプ。爽やかなミントかハッカの味わいで、子供のころ食べたお菓子カルミンやポロを思い出した。
母屋の空気清浄機の内部の部品を、分解して洗浄した。コロナ以来連続運転しているので、たまにはこれくらいやらねば。レンジ台とレンジフードのそうじは、本当に腰をかばいながらやったので、のろのろ作業だった。天井の染み取りはいつもの3分の1程度でやめた。
またメルカリで売れた。ビジネス本である。明日、明後日は郵便局がしまってしまうので、急いで梱包して、分局へキャメロンで走った。慌てたので、マスクをし忘れた。緊急事態宣言解除とは関係ない(笑)。今日の集荷は終わっていたので、明日の発送になるそうだ。
カレンダーは大型と卓上で毎年2種類を愛用している。購入している。卓上は日めくりにゃんこカレンダーで、油断していなかったので、今日から発売のリフィルを発注できた。昨日失敗した買い物、あまり有名ではないが、高ナット、長(ロング)ナット、ジョイントナットと呼ばれる部品である。正しい商品を行きつけのホームセンターのWebsiteで調べたら取り扱いがなかったので、Amazonで発注した。
明日、ついでの用事があって1年9か月ぶりに次女がやって来る。コロナでなければ、こんなに会わない間隔はなかったろう。こちらからも出かけたはずだ。ワイフがうきうきしている。私は就寝前に風呂掃除をした。もちろん腰をかばいながら。
10月2日(土)「絶妙のタイミング・・・の風さん」
腰痛はいくらか良くなったが、ストレッチはほどほどにした。歩いての投函、ワイフとブランチ後、ルーチンに取り掛かった。もうすぐ次女がやって来る。
駅までの迎えにはワイフが行った。一昨年の年末年始以来の帰省になるので、1年と9か月ぶりだろう。遠く離れた家族が長く会えない状態は、我が家だけのことではなく、日本はもちろん世界的なつらい出来事である。現在、国内の新規感染者数が減少傾向で、帰省緩和もあるが、たまたま次女が名古屋で結婚披露宴に出席するという絶妙のタイミングがあってやって来るのだ。結婚する知人も幸運だったろう。さらに、私たち夫婦も次女もワクチン接種は2回終わっている。本当にラッキーだ。
しばらくぶりの話題は犬のことに集中した。次女夫婦が最近シベリアンハスキーを飼い始めたことは知っていたが、そのきっかけや最近の成長ぶりなど興味深いことが多かった。そもそも次女は猫派だったし。
聞き出した内容は、決して驚くべきことではなかった。次女の旦那はもともと犬派で、犬を飼いたくて仕方なかったのだ。たまたま次女も賛成するタイミングが訪れてすぐペットショップで今回の凜ちゃん(犬の名前、雌)との出会いとなった。高価だが、普通に購入し、普通に飼い始めていた。ただ、犬を飼ったことのない我が一族にとっては、知らないことが多かった。しかし、立派に家族の一員となっていることが分かり、私も早く会ってみたいとますます思った。
明日は朝早く出発してしまうので、短い在宅だったが、色々と情報交換できてよかった。年末年始をどうするかも話題になったが、あれこれと考えるのは楽しい。
夜、日めくりにゃんこカレンダー(リフィル)が届いたので、バースデープレゼントと言いながら次女にあげた。これも絶妙のタイミングだった。
10月3日(日)「腹部の違和感・・・の風さん」
とりあえず起きて階下へ行き、出かける次女に声をかけ、またベッドに戻った(笑)。
再び起きた時、何となく腹部に違和感があった。ワイフとのブランチでもイマイチ食欲がわかなかった。
昨日出品したメルカリ(灰皿)がもう売れて、すぐに発送の準備を開始した。売れる物は売れるみたいだ。もっとも売れるような情報提供と価格設定にしているのだが。ワイフは「それ、捨てるしかない。どうやって捨てるのかしら」と言うので、とりあえず出品した物だ。天然石でできた灰皿なので、捨てるなら、裏の土地に放棄するだけだろう。掘ればいくらでも石ころが出てくる土地なのだから。とにかく売れて一番驚いているのがワイフだった。
コンビニまで走って宅配便で送った。この方法は2回目。あと1回経験すれば慣れるだろう。
腹部の違和感は相変わらずで、胃が痛いというか苦しい。満腹で苦しいのと似ている。私には珍しいことだ。
Amazonで発注した商品が届いた。色々な名称を持つナットで、受け取ってみたらカップリングナットとなっていた。こんなに名称が多くては、覚えてもらえない。早速メートルネジのボルトを通してみたら、するすると入る。希望寸法通りの物はなかったが、これで使えないこともない。ハンガーの改良工事は終了。
腹部の違和感もあって、屋内外の仕事があまりできない。少しでもやらなければと思い、来週の大腸内視鏡検査のための詳細タイムスケジュールを作成した。これは検査前の準備(検査食、下剤服用、消化管内を空っぽにする)から、検査、もしもポリープ切除になった入院という、けっこうメニューが多いのだ。それでも、何度も経験していて慣れているので、時間はかかったが、何とかできた。入院は過去2回経験しているが、消化管内をからっぽにして検査というのは、厳かな儀式のようで私は気に入っている。だから、腹部の違和感は精神的なものではないと思うのだが。
あとは読書をするのが精一杯だった。
10月4日(月)「スポーツドリンクで何とか・・・の風さん」
ワイフを駅まで送った。ワイフは長女と合流して京都へ行く。長男とも現地で合流する。コンビニでスポーツドリンクを購入してすぐ帰宅し、また仮眠へ。
やはり体調が変なのか。昼頃電話で起きたから、ぐったりしていたようだ。電話は例によって編集者(エージェント)で、私ではなく出版社の進捗について情報交換だった。幸い私が今は自由な時間が多いので、出版社の進捗に柔軟に対応できる。
昼食はホットミルクと余っているパンを半分食べた。腹部の違和感は消えない。ドラッグストアへアクアでひとっ走りして、スポーツドリンクをたくさん買ってきた。現在の不調対策でもあるが、明後日の大腸内視鏡検査の前準備にも必要なものである。
腰痛がいくらか落ち着いてきたので、ストレッチを復活させたいが、腹部の違和感があって気合が入らない。体を動かさないので、どんどん錆びついて行く。大病して寝たきりになったら、私はあっという間に生ける屍(しかばね)になるだろう。
草刈りなどとても無理なので、快晴なのに屋内の片付けをたらたらとやるしかない。電話もかけて、ある会員内容の変更依頼をした。
週末にばたばたと発送処理したメルカリ品が2個とも先方に届き、取引が完了した。今や重要な雑務だが、メルカリ出品は身辺整理が目的だったし、終活の意味合いまで出て来た。だから、できる限り少しずつ継続する。今夜は、難しい専門書の上下巻を出品してみた。セットではなく、購入しやすいように、上下巻を別々にした。片方だけ欲しい人もいると思う。価格設定は、主要なサイトのどの出品よりも安くした。
京都からメールが入り、長男とも合流できていた。目的の一つは達成できたことになる。
昨日に続いて、読書だけはこなして、早々と就寝モードに入った。やはりスポーツドリンクは消化管にやさしいようだ。
10月5日(火)「節々の痛みが追加・・・の風さん」
今日も夏のような陽気だ。屋外活動にはやや暑すぎるかもしれないが、夏だと思えば何でもできる。
しかし、私は依然として不調。
腹部の違和感は、食事を減らしてごまかしている(普通に食べると苦しくなるので)。
腰痛の再発を心配して、ストレッチは控えている。なので、身体の最低限の柔軟性が確保できていない。こういう状態が続くと、クルマの運転ができないな、と正直に思う。運転ではあまり五体を動かさないが、いざとなった場合の反射的な行動や何気ない動作も、身体の柔軟性が不足していると不安がある。たとえば、ミラーだけでなく、首を回しての後方や周囲の安全確認が満足にできないからだ。認知症にならなくても、五体がまともに動かないなら、危なくてしようがない。免許返上の4文字が頭に浮かぶ。
明日の検査のため、昼から検査食が始まる。その前に、買い物に行っておいた。キャメロンでなくアクアで行った。アクアなら自動ブレーキだって装備しているから、今の体調には安全サイドとなる。
その後、体調はさらに悪化した。全身の節々が痛いのである。悪性の風邪を引いたときに、こういった症状を経験している。しかし今は、発熱もなく、風邪ではなさそうだ。原因不明。止むを得ず、身体を休めながらの屋内雑務中心の処理に徹した。屋外作業はやりたくてもとてもできない。
夜、検査食を摂り、9時に下剤を服用した。
その後、ワイフが帰宅した。症状を伝えたら、呆れていた。おみやげがたくさんあったが、食べ物は一切口にできない。
下剤の効果は明朝のはずだったが、昨日から食事を極端に制限していたので、就寝前からトイレに行くことになった。明朝の事前処置はきっと楽だろう。
午前1時までに就寝したが、全身の節々の痛みはひどい。
10月6日(水)「慣れっこの検査・・・の風さん」
深夜も1回トイレに行った。起床はアラームで午前7時。よろよろと起きて階下へ。すぐに検査の準備作業に取り掛かった。ここからが下剤の本格化だ。昨年もやったが、通算何回目になるのだろう。もう慣れっこである。
服用は自宅を出発する4時間前から始めるように指示されている。指示通り7時10分から開始した。
あっという間に終了するのではないかという期待と違って、昨夜からのスタートダッシュは見事で、今朝も最初は順調だったが、じきに体の反応が止まった(笑)。終わったということか? これまでの経験では大きな波があって、プロセスの進行が分かりやすかった。今回はそれがない。仕方なく、だらだらと下剤と水分を体内に送り込むだけだった。
スッキリ感はなく、疲労感だけが増して、相変わらず体の節々が痛いので、ベッドで横になった。待ち望んでいたくらいの検査なのに、・・・。
ベッドで体を休めたおかげで、出かける元気が少し出て来た。ワイフに送ってもらって、最寄りの駅を11時26分に出る電車に乗った。今回は乗り継ぎが一回だけで、病院の最寄りの駅に着いた。ただし、今回はそこから病院までの乗り継ぎが悪かった。病院バスも市の巡回バスもどちらもダメ。そこで、最初から徒歩で向かうことにしていた。
投函するハガキがあったので、ポストを探しながら歩き始めた。空は雲一つない青空で、日差しも強く、炎天下に近い。気温は30℃を超えているらしい。帽子もかぶらず、ちょっと老人にはきついウォーキングだ。
途中で有名な神社に寄ってお参りした。長女が生まれて一か月でわざわざお宮参りに来た神社だ。長女を抱いた母の幸せそうな顔がまぶたに浮かぶ。親孝行できたことが、ボケ老人になりつつある今の私には救いだ。本殿で、親せき含めて七家の家内安全健康を祈った。
途中でポストが見つからないまま、30分あまりで病院に着いた。門の横にポストがあった(笑)。もう汗だくだく。
先週の胃カメラの時と同様に、慣れた作業が続いた。やはり患者数が少なめで、順番がすぐやってきた。
20分ほどで鎮静剤から目覚めたのも先週と同じ。ポリープの切除はなく、入院もなし。ところが、立ち上がると少しふらついたので、もう少し休むことにした。
帰りは病院バスより先に乗れる市の巡回バスに乗った。電車の乗り継ぎタイミングが絶妙で、6時半前に帰宅できた。出発時より体調は良かった。
昨日から飲んでいなかったコーヒーをやっと飲んだ。コーヒーは禁止ではなかったのだが、気分的に飲みたくなかったのだ。私としては異常である。
夜、エージェントから電話があり、時代考証の確認があったので、あとで原典を調べて回答をメールした。私の原稿は正しかった。修正はない。
だんだん元気が出て来て、就寝は午前4時。元の生活に戻れそうだ。
10月7日(木)「復調の兆し・・・の風さん」
昨夜の午前零時前後、突然雨が降り出した。スマホで雨雲レーダーを見てみると、南北に細長い雨雲が知多半島にかぶさっていて、北上している(笑)。典型的な時雨(初冬に降る一時的な通り雨)に似ている。地球温暖化を持ち出すのは大げさすぎるが、真鍋先生のノーベル物理学賞はすばらしい。
11時起床。体調が戻っている! 不思議だ。よろよろ歩くことなく、普通に歩ける(笑)。でも、無理せず、ストレッチも半分くらいにしておこう。
天気は好いが、屋外作業は今日も控えて、屋内作業に専念する。
内視鏡検査の結果を聞きに行く日は決まっている。次回のかかりつけ医の受診(プラス肺炎球菌ワクチン接種)日も決まっているので、その前に、これまた毎年恒例の人間ドック相当検査を受けようと、健診センターへ電話した。意外と混んでいて、予約は1か月も先になってしまった。かかりつけ医の受診に結果を報告できない恐れが出て来た。やれやれ。そうなると効率が悪いな。
その後、ルーチンや雑務をしこしこと続けた。しこしこじゃないな。のろのろだ。
京都へ出かけたワイフが持って行ったキャリーバッグが帰りに破損していた。伸縮させるハンドルが割れて分解してしまった。修繕できるか詳細に観察してみた。ハンドル内には上下に可動する部分があり、上からボタンを押すとロックがはずれて伸縮が可能になるしくみだ。この可動部品はそのままにしておき、外側の握る部分を元通りにすればよいことが分かった。破損した樹脂部分が固定したねじごと外れたのである。この破損部の代わりにワッシャーを使い、ねじもワンサイズ大型化して強化した。機能的にも外観も元通りになった。
終日、体調に異常はなかった。次は屋外作業をやりたい。
10月8日(金)「体調が戻った・・・の風さん」
10時起床。何となく昨日より体調が良さそう。腰痛も腹部の違和感もよろよろ歩きもない。
ノーベル賞ウィークが続いている。先日の化学賞では、せっかく有機触媒が受賞理由になったのに、ルイス酸の山本尚先生が選ばれなかった。とても悔しい。今日も平和賞で民主主義を掲げて権力と戦っているジャーナリストが受賞した。香港のリンゴ日報がつぶされていなければ、創業者の黎智英も一緒に選ばれていただろう。これも悔しい。世の中には悔しいことが多いが、悔しいものは悔しいのだ。
我が家にも話題の「ねんきん通知」が届いた。宛て名は私でも、中は他人のもの。金額だけではない。振込先も違う(信用金庫だった)。
元気に裏の土地へ出動した。電動草刈り機を使って、バッテリー2個分を刈った。背丈の高い草が矢のように飛んで私の顔面によく当たった。当然保護メガネはしているが、保護マスクも必要かも。一部、庭木の剪定もおこなった。腰に装着した蚊取り線香が消えかけるほど長く作業したので、そこで中断した。続きはまた明日だ。適度に汗もかいたので、いちごミルクのかき氷を作って食べた。実に久しぶりに、健全な疲労感をおぼえた。火曜日の検査外出で、神社をお参りしたご利益に違いない。と言うことは、親せき含めて全員の健康が保証されたのかも。きっとそうだ。
夜も快調に雑務を進めた。このところメルカリ出品は大学時代の参考書だ。書き込みがあってもそのまま、自分の名前はマジックで消した(笑)。大胆な出品だが、終活の第一ステップだと思えばいい。
10月9日(土)「今日も体がよく動く・・・の風さん」
今日も体調が良い。そのせいでもないが、昨夜出品したメルカリが売れた。大学時代の専門書で、書き込みはあるし、名前もマジックで消してあるのだが、欲しい人がいたのだ。驚きである。
しかし、そういう人には安くで売りたいのに、本が大きいため、ゆうパックではだめで、宅配になってしまう。私の利益は50円に抑え込んでいても、ゆうパックよりも高い代金を支払ってもらうことになっている。せめて早く送り届けたいと、コンビニまで走ることにした。
送付の準備をすべて整えて、キャメロンでコンビニへ向かった。先ず、専用箱を70円で購入し、キャメロンの中で箱を組み立て、しっかり梱包した。続いて、コンビニ内の専用機で伝票を印刷し、レジで発送処理をした。これで送料がやっと380円なのである。
せっかく外出したので、帰りに近所のホームセンターに寄った。ワッシャーを買うためだったが、レジの近くに今年ずっと探し求めていた、サンスベリア(トラノオ)が並んでいた。植物の中で空気清浄機能がナンバーワンなので、これもコロナ禍の中、設置しておきたかった。ただ、ネットでは高額で、近所で安価なものを常に探していたのだが、それをようやく発見したのだ。税込み698円。即購入(笑)。
帰宅し、今日の屋外作業に取り掛かったが、サンスベリアの(鉢への)植え替えが発生したため、あとセンサーライトの電池交換を1か所おこなうのが精いっぱいだった。それでも、体調が良かったので、今日はそこまでできたのだと納得することにした。
現在並行して8冊を読書中である。勢いでメルカリ出品もおこなったし、まずまずの1日だった。
10月10日(日)「今日も元気・・・の風さん」
今日も体調は良さそうだ。昨日は飛び込みの仕事があって、屋外作業ができなかった。だから今日は、屋外作業が最優先となる。
完全武装して屋外へ。風がやや強かったので、蚊取り線香の装着はやめた。先ず、物置の整理。次女が「私のトランク、壊れていて、もう使えない」とのことだったので、その確認をすることにした。確かにキャスターが破損していた。私の修理能力を超えている。機会を見て廃棄することにしたのは良いが、中を開けてビックリ。雑多な物がたくさん詰まっていた。ヴェネチアで買ったお土産もある。屋内へ持ち込んで、写真を撮り、次女へ送信し、処置判断をしてもらわないといけない。
続いて、先日の剪定の続きだ。しばらくハサミを入れなかったので、伸び放題である。夕方の5時半近くまでやったが、終わらなかった。あと2回くらいやることになるだろう。その後は、シルバーさんに仕上げをやってもらう。いつも膨大な作業だが、今年は減らしてあげられそうだ。
昨夜メルカリに出品した大学時代の参考書が売れた。書き込みがあって、名前をマジックで消した本だ。それでも売れた。利益額は小さいが、捨てるという罪の意識を感じないですむのはありがたいことだ。明日、郵便局から発送することにして、勢いで、今夜はきれいな参考書を出品した。
晩御飯後、来月出版される児童書の3校ゲラの校正に着手した。気合を入れてやった。
久しぶりに就寝が午前5時になった。終わって気が楽になった。
10月11日(月)「今年もインフルワクチン予約・・・の風さん」
昨年作られたカレンダーでは、今日はスポーツの日で祝日だった。昔の東京オリンピックを記念して作られた祝日である。この時期なら気候的にも不安は少なかったろう(台風は心配だが)。その祝日が動いたので、今日は平日になった。
睡眠不足だったが、昼前に起床した(笑)。やや頭が重く、今日は高度に知的なことはできないだろうと、肉体を動かすことに重点を置いた(知的なことは年々難しくなっていくと思うが、ボケなければチャレンジだけはやめない)。
ブランチ前に、JPの分局へ行き、メルカリで売れた本を発送した。続けて、GSへ行き、高騰する前にガソリンを補給して帰宅した。積算走行距離を見ると、車検からまだ700km強しか走っていない。現役時代、通勤と出張そして福島への年3回の帰省で走っていた頃は、年間2万5千km前後だった。その当時と比較するのはあまりだが、まあ許していただくとして、新型コロナの影響は、こんなところにも出ている。
夕方、かかりつけの病院へ行き、インフルエンザワクチンの予約をしてきた。今年は2回になっている。来年以降どうなることやら。ついでにホームセンターで買い物もしてきた。
時間がなくなったので、屋外作業は中止。今日は、図に乗って、かなり傷んだ参考書をメルカリ出品してみた。
かかりつけの病院から電話があり、ワクチンの予約用紙は複写付きで、写しを分離せずポストに投函してあったとのこと。ボケボケ。
新型コロナの新規感染者数の減少傾向が続いている。このまま行ってほしい。日本人の自信になる。
10月12日(火)「オンラインセミナー開催・・・の風さん」
児童書の校正がなかなか終わらない。見落としがまだ発見される。三校ゲラまで出ていて、本当に助かっている。今日も編集者から電話があり、驚くべき漢字の間違いが指摘された。やれやれ。
起床直後から脱力しそうな原稿のミスだが、長く生きていると、それなりに耐える力もあるらしい(笑)。気合はすぐ入れなおすことができた。
トーストとホットミルクのブランチ後、キャメロンで外出。
町の役場へ行き、防災ラジオを購入した。これは夫婦のくだらない会話防止が目的である。近所のスピーカーから防災放送が鳴ると、音は聞こえるが何をしゃべっているか分からない、と私がすぐ腹を立てる。するとワイフが、防災ラジオがあれば、ちゃんと聞こえるよ、とたしなめる。このワンパターンの会話が、退社以来延々と(7年以上も)繰り返されてきた。もうお互いにうんざりだったのだ。
目的を達して変える時、秘書課の知り合いから声をかけられた。コロナのせいで、顔を合わせる機会が激しく減っている。こういう時しか、お互いの状況が生で確認できないのである。再会できて良かったと、心から思った。
ドラッグストアで一品だけ買い物をし、かかりつけの病院へ行って忘れ物を受け取り、スーパーで小ぶりの段ボール箱を2つもらって帰宅した。
休む間もなく、屋外作業に出動した。庭木の剪定の続きである。ログと車庫の間が繁茂していて、相当に手ごわい。そこだけでも2回目になる。少しずつでもやっておけば、精神的に楽になるし、明日は雨の予報なので、とにかく頑張った。終わってみると、あと1回くらいではすまないことがよく分かった。シルバーさんに任せる前段階までは、何とかやりきりたい。
ホットタイムの時に、防災ラジオの話題で盛り上がった。住居地域専用機になっていて(当然だが)、受信できる主なラジオ局もプリセットされていて、ボタンを押せばすぐ音が出る。ライトも点灯するが、おまけみたいなものだ。ノーブランド品だが、シンプルなデザインで、屋内の美観を損なうこともない。安価で購入できる優遇条件まであと3年もあるので、それは耐えられなかった(笑)。
月末のオンラインセミナーが開催されることが分かった。貧乏人の私には助かる。こうなると、来月のオンラインセミナー開催の欲も出る。
10月13日(水)「今日は屋内雑務・・・の風さん」
昼前に起床し、正午の音楽放送で、防災ラジオの受信を確認した。リビングのどこでも受信できる。ただし、雑音が大きい。ラジオの電波は場所によって感度が違うが、これは防災ラジオなので、邪魔にならない場所ということで、サイドボードの上に設置した。本当の災害時には、電池を使って(ライトも点灯)適切な場所で放送を聞くことになる。
今日の天気は曇りで、雨は降らないかもしれないが、屋外作業はせず、屋内の片付けに専念することにした。
気になる雑務はたくさんあって、とにかく手が付けられるところからやる。一日1ミリ作戦だ(笑)。いや、今日は数ミリぐらい進めよう。
文具は大好きでたくさん持っている。中でも筆記具は多い。無料でもらったサンプル品も喜んで使っている。ところが、使い捨てでない、ブランド物で問題が起きることがある。ボールペンのインクが出なくなる問題だ。常用していればいいのだろうが、使わなくても問題が起きる。色々な裏技を試してみるが、解決したことはほとんどない。今回も発生した(笑)。外国のブランドで、本体を捨てるなんてとんでもない。記念に贈呈されたボールペンである。リフィルのインクについて、時間をかけて調べた。外国ブランドが世界で販売された結果として、国際規格になっていた。日本製にも互換品があった。いちおうメーカー品を選択し、売価を比較し、近くの店頭で買えないかチェックもし、便利なAmazon発注になった(最初からそうしていても良かったか(笑))。
今日も編集者から電話があり、外部校正者の指摘について意見を求められた。校正者が違うと視点も違う。ありがたい指摘だったので、修正した。児童書でも歴史小説なので、これだけしっかりしたチェックされる。本当にありがたいことだ。夕方、池袋で、出版社、装丁者、編集者が集まって、主に表紙カバーの最終チェックがされる。電子書籍では、ある色が、モニターの性能やユーザーの設定で、全く違った色になってしまう。紙の本ならではの、モノづくりになっている。日本の得意とする領域だ。この文化は長く受け継いでほしい。
メルカリで発送した本が届いて、売り上げが加算された。書き込みのある技術書が売れるという事実に勇気を得て、今日も同類を選択して出品した。アップする前に、値段を設定するため、検索して相場を調べた。メルカリでは、かつて何冊も出品されて売れていた。破損した本まで売れていた。アマゾンの古本は1冊だけで、2万円を超えていた。以前の購入者のレビューを読むと、貴重な本になっていた。とりあえず2千円という高価格をつけてみた。
夜は読書中心で、最後に hairdye をして就寝した。
10月14日(木)「今日も屋内雑務・・・の風さん」
今日も昨日に続いて屋内雑務に専念することにした。明日、8か月ぶりに長女が来宅するし。
起床する前に来月出版する本の表紙カバーや帯、扉絵などたくさんのイラストの見本が届いていた。開けてみて、感動した。満足をはるかに超えた狂喜に近い。すばらしい絵とデザインで、美しい装丁になっていた。特に私の好きな色使いになっていて、宝物が手に入った気分だ。装丁家、画家、編集者、出版社、皆のおかげ、チーム力の成果、もういつ死んでもいい(笑)。
早速、絶賛メールを送信した。
たまっている雑務は非常に多く、昨日と今日だけで片付くものではない。しかし、体が動く時は積極的に続ける。一つ書いてみるか。
書斎には音楽CDがけっこうある。ここへ引っ越して数年後には、当時としては優れたステレオCDダブルラジカセを入手した。その後、消滅したサンヨーのCDプレイヤーも持っていたが、すべて壊れて今はない。音楽なら執筆マシンでネットから何でも聴ける状態になっている。そのCD群を、リビングのミニコンポ近くのラックへ移動させた。あらためてレーベルを見ると、好きなタイトルばっかりだ。階下もネット環境が整っているが、たまにはCDでステレオスピーカーから大きな音を出して聴いてみよう。
またメルカリでビジネス本が売れた。明日、郵便局から発送することにして、今夜も技術書を1冊出品した。
防カビ燻蒸のタイミングが近いので、風呂掃除をして就寝した。
10月15日(金)「近付く日常・・・の風さん」
午後、長女が8か月ぶりに来宅するので、その前に雑務を頑張った。
入念なストレッチ後、ブランチは後回しにして、キャメロンで外出。JP分局でメルカリ本を発送し、JAでキャッシュをおろし徒歩でUFJまで往復して入金処理した。ドラッグストアでまとめ買いし、かかりつけのクリニックへ行き、2回目のインフルワクチンをキャンセルした(2回目は重症化リスクの高い人用で、限られたワクチンを独占するみたいだったので遠慮したのだ)。
帰宅してすぐブランチ(ホットミルクとトースト)を摂り、長女の来宅を待った。
新型コロナの新規感染者数が減っているので、2年ぶりくらいにレストランで外食した。お気に入りのレストランだったが、テイクアウトで応援するしかなかった。やっと席について食べられた。待っている客がたくさんいたが、席は飛び飛びにしか使用していなかったし、サラダバーを利用する時は、マスクと手袋が強制されていた。予約して行ったので、良い席でゆっくり食べられた。
夜遅く、長女が持参したケーキにロウソクを立て、お祝いの準備をしてくれた。今日は、私の68回目のバースデーだったのだ。
ようやく日常が戻りつつあるのを感じた日だった。それにしても長生きしていると、本当に色々なことを経験するものだ。
10月16日(土)「予定変更で日常?・・・の風さん」
誕生日となるとFBへの書き込みが増えるが、チェックしている余裕がない。やることが多すぎる。
昨夜、昨夜また希少価値のあるメルカリ出品が売れた。私自身の書き込みもある技術書だ。大学でその分野を学んでいる学生らしい。応援メッセージも出しておいた。週末なので、近所の郵便局は窓口が閉まっている。ストレッチ後、遠くの郵便局まで発送手続きに行った。往復で1時間近くかかったが、早く届けたかった。
ブランチは長女も入れて3人で摂った。今日は、町民に無料開放されている南知多ビーチランドへ行く予定だったが、ワイフが体調不良で、断念した。せっかく時間的な余裕ができたので、屋内雑務などを片付けたかったが、ここのところ頑張り過ぎたせいか、昼寝をしてしまった。長女も昼寝していたので、元々ビーチランドは無理だったのかも(笑)。ホットタイムだけでも3人で楽しむことにした。まだ屋外は蚊が飛んでいるので、庭ではできなかった。
晩御飯前に、長女を名古屋までアクアで送った。これも8か月ぶりだ。日常が戻って来た感じがする。新規感染者数の減少傾向がもっともっと続いてほしい。
名古屋の長女の家までは往復約100キロで1時間ほどで帰って来られる。近くにいてくれるので本当にありがたい。
最近は読書の時間をある程度確保できている。今夜29冊目の読了となった。
明日は、ワイフの実家へ行く予定だったが、ワイフの体調不良で延期である。天気は悪そうなので、今日の分も含めて、屋内雑務をこなそう。
10月17日(日)「急に冷え込んできた・・・の風さん」
先日来、ワイフの体調不良が続いているが、医師の診断結果、何かにかぶれた(漆のようなものに)らしい。原因物質(植物か)は庭にありそうなので、私も要注意である。屋外作業時は、いちおう全身を覆っていたが、目以外の顔面は露出していることが多いので、これからマスクもつけよう。
今日は風が強く、天気は下り坂らしいので、ワイフとブランチ後、墓参に行った。父の命日だ。供花が枯れて葉っぱがたくさん飛散していた。墓石を雑巾で拭うと、砂埃をかぶっているような感触がある。黄砂かもしれないが、意外なことに黄土や黄砂には効能(有益な効果)があることを知った。特に韓国で多く利用されているらしい。しかし、PM2.5は健康被害がありそう。
今日も屋内雑務をいくらかこなした後、来週のWebセミナーのための講義スライドの作成をおこなった。今回のセミナーは、これまでのセミナーよりも1時間弱時間が短い。したがって、脱線する恐れのある資料は除外し、詳しく説明しないスライドを増やすことにする。
慣れた作業と言うより、この分野の仕事が本質的に好きなのだろう、次第に夢中になって、だいたい完成させることができた。明日、これを元にして、テキスト用の資料を作成する。
明日は、午前と午後、2か所の病院をはしごするので、今夜は早めに就寝した。それにしても寒いな。温度変化が激しい。
10月18日(月)「セミナーのテキストが完成・・・の風さん」
7時半起床。ストレッチ後、久しぶりに朝食を摂った。と言っても、トーストとホットミルク、いつものブランチの前倒し(笑)。
キャメロンで出発。最初の目的地は、内視鏡検査を続けておこなった病院。片道1時間半ではたどり着けない。かつての勤務先のさらに先だ。今日は結果を聞いて、医師と今後の相談をするだけなので、クルマで行ける。
胃も腸も異常はなかったそうだ。二つの検査の間に、妙な腹痛がした話をした。消化管でないとすると、膵臓とか胆嚢が気になりますね、と言われ、ドキッとした。私が最も不安を感じている臓器だ。気を付けろという恩師の遺言は守りたくても、検査が難しい。それでも、来月の健診で腹部CTをオプション追加したと言ったら、ビンゴ!と叫びそうな表情をしていた。検査前に心配していることを健診センターの医師か技師へ話そうと思う。
病院でパンとコーヒーの昼食を摂り、今度は歯科医院へ向かった。
大学時代から歯科医院とは仲が良く、つまり、しょっちゅう治療や検査を受けている。なので、歯科を受診することは全く抵抗がない。近年は、半年ごとの定期検査を受けているが、前回はコロナ禍の真っ最中だったせいか、歯科医院からのメッセージ(SMG)を見落としてしまい、1年ぶりになってしまった。奥歯に不安があり、次回レントゲンを撮ってみて、悪そうだったら治療をしましょう、と言われていた。次回とは半年後だった。1年後の今回は、当然治療になるものと覚悟してやって来た。
ところが、1年経過しても症状に進行が見られなかったため、今回は見送りとなった。こういうこともあるんだ。
病院のハシゴをして帰宅した夜は、セミナーのテキスト作成に専念した。昨夜作成した講義スライドを元に、テキスト用データをこしらえた。何度も繰り返している作業なので、慣れたものだが、改善努力や進化には気を配る。たとえ今回が最終となってしまったとしても。
完成したテキストのデータを事務局へ送付して、今夜は閉店にした。
10月19日(火)「1ミリでも前進・・・の風さん」
急な冷え込みである。ワイフを駅まで送ったあと、もう一度寝ようとしたが、寒くてだめだった。老人だな。電気式毛布が必要だ。
久しぶりに長男の部屋の整理に再開した。その前に買う物がある。天気が不安定なこともあり、アクアで外出。
途中なので、ドラッグストアで買い物をし、ホームセンターへ向かった。前から悩んでいたことだが、ついに決心した。なんのことはない。スピーカーにキャスターをつけていつでも移動できるようにすることと、スピーカー台からの落下防止をつけることだ。目的は単純だが、構成というか設計が少し難しかった。結局、苦肉の策になっている。購入部品は、単価は安くても点数が多いため、2千円を超えてしまった。苦肉の策と言っているのは、このことで、より安価な方法が思いつかなかったのだ。
帰宅して早速作業開始。これが楽しい。スピーカー台の材料がムクの板材でなくベニヤみたいな圧縮材で、タッピングスクリューでキャスターの固定をしようとすると膨張しながらヒビが入った。強度的に不安な構造になってしまった。一方、スピーカー台からの落下防止は、予想以上にすばらしい出来になった。
明日は、スピーカーを囲っているラックの改造である。
昨夜送ったセミナーテキストが無事に事務局に届いたので、夜は足温器を使いながら読書をした。のろまの風さんだが、順調に進むときは1ミリでも前進しておかねばならない。来月の京都行きがほぼ確定した。イベント参加と取材が目的である。
10月20日(水)「何でも老人性?・・・の風さん」
電気敷き毛布のおかげで、正午まで寝てしまった。気温が急に下がって、冬になったかと肉体が騙されている。いや、老人性かもしれないが。
キャメロンで外出。JAでキャッシュをおろし、徒歩でUFJのATMへ。自分の口座に入金しておかないと、残高がマイナスになってしまう。このピンチはいつまで続くのだろう。今ポックリ死んでも、私の口座をチェックした家族は唖然とするばかりで、悲しみなどどこかへ吹き飛んでしまうだろう。
昨日に続いて、長男の部屋の片付け。今日はラックの改造だ。スチール製で次女のお下がりである。10センチほど横へ伸ばした。スピーカーの間隔を広くし、間に置く物の自由度を高めるためだ。最近購入した電動ドライバーを使ったのだが、性能が高くて、慎重に扱わないと怖い。明日は、この続きで、ラックに物を戻す。ただし、棚の組み合わせをかなり変更したので、元に戻すわけではない。
書斎のエアコンで除湿をかけていた影響で、目が乾燥し過ぎて、花粉症状態だったが、ようやく治った。ところが、気温が急に下がった影響で、今度は鼻の方がおかしい。本来の花粉症みたいな状態になった。忙しい身体だ。いや、老人性かもしれないが。
夜、読書をしていても寒いので、エアコンで暖房を入れた。本当に冷える。
またメルカリに出品していた技術書が売れた。内部の書き込みや名前をマジックで消しただけでなく、ハードカバーの表紙がつぶれて変形してもいる。だから、自分としては最低価格に設定していた。そのせいでもないだろうが、売れた。購入者はきっと大学の先生だろう。現代の学生はネットを使って何でも調べることができる。超古い参考書の中にある問題を調べるのは難しい(図書館で調べまくらなければならない)。あるいは、本を執筆するための参考にするのが目的かもしれない。まあ、いずれにせよ、再利用してもらえるのはありがたい。
このところずっと専門書ばかり出品してきたので、今日は、博多人形を出品してみた。本物だが、相場は安い。送料がバカにならない。自分としては最低価格に設定したが、購入者の負担は大きい。売れるかどうか微妙。
風呂でしっかり温まってから就寝モードに入った。いや、老人性かもしれない。
10月21日(木)「屋内外作業・・・の風さん」
ブランチ前にJP分局までキャメロンで走り、メルカリ出品本を発送した。
雨は降りそうもないので、屋外作業に出動した。完全武装になるため、裏の土地の物置を開けたら、大発見。先月末に更新したゴキの毒えさのすぐ近くに、巨大なゴキの死骸があった。明らかに毒えさでお陀仏になったのだ。ゴキは屋外を移動している。母屋に侵入する前に、物置で退治するのも有効な対策なのだ。
今日は、庭木の剪定の続きだ。先ず、ログと車庫の間がほぼ終了した。
玄関前のコニファーみたいな木に、かつてワイフがクリスマス電球付きの鉄の柵を取り付けて、そのままにしているうちに木が成長し、鉄の柵が取れなくなった(電球はすべて外せたが)。今日、つかんで引っ張ったら、部品の一部が動いたので、取り外しに再挑戦した。木に食い込んでいる物は、木を切断して丸ごと外した。スッキリした。
残るは、ログの裏側と庭だ。1日では無理だろう。
続いて、屋内作業。長男の部屋のラックの改造の続きだ。棚の位置(高さ)を変更し、小さなラックをその中に組み込んだ。オーディオ機器もすべてラックに収納することにしたが、それは明日以降に残した。やることが多すぎる。
あと、雑務を片っ端からこなしていった。気になることがたくさんあって、精神的ストレスになっている。1グラムでも軽くならないと、押しつぶされそうだ。
明日は早起きするので、急いでルーチンの読書をこなして就寝モードに入った。
10月22日(金)「平賀源内・・・の風さん」
7時起床。ワイフを駅までキャメロンで送り、その足で近くの総合病院へ行った。早く受付を通らないと、診察が午後になってしまう。
病院(医者?)大好き人間なので、治療中の病気の診察だけでなく、新たな心配点も相談する。検査に時間がかかったが、はたして病気が見つかった(笑)。かつて2回かかった病気なので、病院は違うが、同じ処方をお願いしてみたらOKとなった。病歴の多い患者は、医者にとってどうだろう? 楽なのか反感を覚えるのか。1か月後にまた受診することになった。
帰宅してブランチ。
来週のWebセミナーのテキストが届いた。事務局がきれいに製本してあり、受講者も不満はないだろう。本番では、テキストの使い方をていねいに説明しよう。
長男の部屋の片付けに取り掛かった。ラックの棚にオーディオ機器をのせたら、何となく不安になった。ラックの強度も少し不安だが、重心が高くなったのが心配だ。何らかの方法で壁とつないで、転倒防止が必要だ。できるだけ早くやろう。
しかし、それよりもショックなことがあった。1年前まで問題なく作動したステレオカセットデッキに異常が生じた。カセットを挿入すると、引っ込んだテーブルがすぐ出てきてしまうのだ。まるで入れ直せを言っているみたいだ。何度やっても同じ。わざと空の状態でテーブルを戻すと、引っ込んだまま、何食わぬ顔をしている。どうもテープを再生したくないらしい。カセットを入れっぱなしにしていたのが原因かもしれない。カセットには誤消去防止の爪がある。種類(ノーマルかハイポジか)判定のための穴もある。これらの対応がうまく動作しないためかもしれない。いずれにせよ、内部を見てみないと原因は分からない。
CDレコーダーのベルト交換もしなければならないのに、新たにカセットデッキのメカ修理まで必要になった。自力でできるだろうか。
江戸時代、壊れていたエレキテルを修理して復元した男がいる。平賀源内だ。実は来月出版する児童書の主人公は、平賀源内である。マルチな人なので、私はとても親近感を覚える。源内なら、壊れているオーディオ機器を直せるだろう。私も挑戦してみる。
その児童書の表紙カバーの最終版が宅配で届いた。すばらしい出来。
BS−TBSの平賀源内を紹介する番組を録画してあったので、ちょうど良いタイミングだったので見てみた。1時間番組でも、源内の実像というか本質を紹介するのはなかなか難しい。結局、あれもやった、これもやった、すごい人ということだけだ。
私の児童書では、読者を子どもだと思ってあなどることなく、源内の業績のすごさと人間性をしっかり描いた(つもりである)。大人が読んでも読みごたえがあるように書いたつもりだ。
10月23日(土)「感性が揺さぶられた・・・の風さん」
ちゃっかり寝坊した。昨日の早起きと相殺。つまり、早起きは三文の得が生じないうちにチャラということだ。ま、現役時代は不眠不休で頑張ったから、退社後の人生の中で、睡眠時間と休養時間を取り戻しているわけだ。え? それでは、三文の得もご褒美も何もない? ボケ老人は欲を出してもいけないようだ。
今日の雑務は、昨日に続いて、長男の部屋の片付けというか、ラック周辺の改善だ。寝室から余っているキャスター付きボックスを運び込んだ。もちろん、内外の拭き掃除をしっかりやった。このボックスは比較的小さなテレビ台といった風情だ。これをラックの下に設置してあるスピーカーの間に置いた。近い将来テレビをのせたいと思っている。
今日はそのテレビ台に、長男のDVDを並べた。棚もあるので、2段のスペースに一杯になった。ガラス扉もあり、なかなか見ごたえもある。しかし、長男はこれらのDVDを必要としているのか怪しい(たぶんもう執着はないだろう)。物が乏しかった子供時代を過ごした私には、物は何でも貴重で、今では捨てられない病にかかっている。しかし、物が豊かな時代に、親からふんだんに物を与えられた子供たちには、物に対する執着があまりない。良いのか悪いのか、よく分からないが、育てた責任は親の私にある。しかし、大人になった後は、もう子供たちの責任だ。そして、どうであれ、親は今さら干渉できない。
長男のDVDの中には、商業製品でないものも多かった。それらの中に、アニメーション制作者・石田祐康氏の物と思われるものがあった。
片付けがだいたい終わった後、執筆マシンでそのDVDが見られるか試してみたら、アニメ作品が出て来た。長男と石田祐康氏は、小中の同級生である。作品は、高校の卒業制作だった。
ちなみに、次女は石田祐康氏の高校の後輩にあたる。ついでに、長男は4年遅れで石田祐康氏の卒業した大学に入ったので、大学の後輩にもなった。ややこしいが、長男は漫画、次女は油絵が専門だ。
脱線したが、石田祐康氏の卒業制作は素晴らしい出来だった。人生経験豊富な私の感性を揺さぶった。逆に言うと、若いころの私には、彼の作品のすごさはもちろん良さも分からなかったかもしれない。詩的な作品で、感性が揺さぶられて納得する内容なのだ。ペンギンハイウェイのアニメ映画で有名な監督だが、既に子供のころから、鋭い感性の持ち主だったのだ。
彼が高校のころ、年末を長男の部屋で過ごして、元旦を我が家族と一緒に祝ったことがある。数年前に久しぶりに再会したが、また会ってみたい。
ツイッターがあったので、メッセージを入れてみた。
10月24日(日)「屋内外作業は続く・・・の風さん」
穏やかな陽気なので、屋外作業に出動した。庭木の剪定の続きになる。
ログの背後の除草とフェンスを越えて隣家に伸びている枝の剪定が中心である。
ログの背後はすぐに除草できたが、フェンスを越えている枝葉の除去は簡単ではなかった。昨年フェンスに張ったネットをすり抜けて伸びているので、ネットを切らないように注意が必要である。中には太い枝まで突き抜けていて、ノコギリも必要だった。隣家に飛散した枝葉だけで、ごみ袋1杯分あった。
我が家の庭の剪定は初めてである。フェンスの周囲が、体も入れない状態になっている。シルバーさんも作業がやりにくいが、これから自主的に剪定をする私にとってもやりにくい。なので、体が入るスペースを確保するのが狙いだ。隣家との境界部分の半分を剪定するだけで、大変な労力を要した。落下した枝葉を集めてみたら、これだけでまたごみ袋1杯分あった。
今日はここまでにした。明日は雨の予報なので、明後日以降、この続きをおこなうが、まだ2日くらいかかりそうだ。恐らくシルバーさんは来月やって来る。それまでには一段落させておきたい。
続けて、屋内作業だ。長男の部屋を片付けるにしても、書斎との兼ね合いがあり、今日は書斎の片付けに注力してみた。書棚の内容物が乱雑になっているので、グルーピングをおこなう。ソーティングと言う方が正確かもしれない。種類や分野別に置き換えるのだ。その過程で、不要物を発見して処分できることも期待している。やり始めてあらためて思ったのは、やはり物が多いということだ。ひたすら膨張を続けてきた結果である。とりあえず手に入れておいて、結局、30年近く、使うことがなかった書籍が実に多い。終活ではないが、これからは厳選しながら同時に処分(メルカリで販売するのもその一つ)していく。そして、今回の集中作業で終わりでなく、継続することが大事だ。その点、。メルカリ出品などは、趣味のようにこつこつやっていけばいい。恐らく、新たに増える書籍よりも、売れる書籍の方が数としては多いように思う。当面、技術書とビジネス書を優先的に出品していく。
10月25日(月)「書斎が片付かない・・・の風さん」
また雨だ。しかもほぼ終日。気温も低い。昨日に続けて庭の剪定をしたかったが、断念して書斎の整理の続きへ。
なるべく捨てる物を発見したいのだが、ちっとも効率が上がらない。頭の切り替えができていないからだろう。貧乏性なので、再利用できるのではないかとすぐ考えてしまうのだ。10年いや20年、もっとかもしれない、再利用できずに今日まで来てしまったのだ。もう残り時間は少ないと考えねばならない。
それから、過去の仕事の痕跡というか記念物というか、遺留物に対する未練も断ち切らなければならない。ほとんどの作品は、出版後、講演で打ち明け話のような、作品には書けなかったことを話した。それらを再び語る可能性は低いし、講演スライドは残っているので、元資料の多くは処分しても困らないだろう。
そんなことを考えながら、狭い書斎や階下、長男の部屋などを行ったり来たりしながら、必死にごみ袋をふくらませて行った。
しかし、結局、今日も終わらない。あと何日かかるか見積もることもできない。他にもやることが多いので、夕方で作業は中断した。
来月出版予定の児童書は、あと1週間もすると、見本ができるとのこと。その確認までやれるか分からないが、秒読み段階だ。
来年1月出版予定の児童書も、着々と進行している。原稿枚数がそれほど多くないので、本体のレイアウトで苦労することはないらしく、確認データが送られてきた。読みやすそうだ。あとがきの修正が必要になった。明日にも修正版を書いて送ろうと思う。
現在注力している読書は、来年以降執筆する原稿(一つでなく二つになりそう)のためのもので、京都の勉強に重点を置いている。これまで江戸と大坂はかなり研究したが、京都はほとんどやっていない。あらため勉強してみると、意外と面白いことに気が付いた。何といっても歴史が長い。
10月26日(火)「庭木の剪定が一段落・・・の風さん」
未明までに雨は上がったらしい。風もあるので、草木は乾きそうだ。7時に起床し、ワイフを駅まで送って来て、今日は庭木の剪定ができるぞ、と意気込んだ。
私には珍しい朝食後、クリーニング屋が集金に来た。少子高齢化が進んで、厳しい商売である。出してあげたいが出すものがない。1か月分のわずかばかりのクリーング代を申し訳なく渡した。
午前中は庭木を乾燥させることにし、屋内作業から開始した。書斎の整理の方向付けはできている。とにかく捨てる物を見つけなければならない。しかし、冷静に書斎内の書棚を見てみれば、書籍ばかりになってきている。技術書は(メルカリに出品して)ほとんどなくなった(売れ残りは別の場所に仮置き中)。ビジネス書も同様に処置しているが、まだかなり残っている。特にモノづくりに関係している書籍が大量にある。これらは、70歳までのあと2年間で処置しようと思っているが、急いだ方がいいかもしれない。英語に関係する書籍も……、もういい、結局、今日もわずかしか進展しない。
昼食にインスタントのカレーうどんを作って食べた。小一時間ほど仮眠。
完全武装で屋外作業に出動。完全武装とは、かぶれ対策のためサングラスとマスクを追加したので、外見から、私の肌が見えるのは、顔の一部だけである。
フェンスに寄りかかるように伸びている庭木を慎重に剪定していく。使用しているのは、大型の剪定鋏と小型の剪定鋏とノコギリだ。とりあえず体がギリギリ入るところまで剪定していった。このあとシルバーさんが大胆に刈り込むはずなので、その後、再び私は出動して、フェンスと庭木の間隔をさらに広げるつもりだ。
フェンスと接している隣家は3軒ある。そのうちに1軒の人と雑談した。私が剪定すると葉っぱが飛び散るので詫びたが、どうせ土になるのだからと鷹揚に言ってくれた。スズメバチやマムシ、ムカデの話からタケノコ取りの話まで色々と教えてくれたが、ご自身で収穫されたギンナンの実をたくさんいただいた。ありがたい。
ごみ袋2つ分の枝葉を回収して、裏の土地に放置した(土にかえるのを気長に待つ)。
深夜、明後日のZOOMセミナーのリハーサルをやってみた。自宅でおこなうので、打ち合わせと違って背景をぼかしたり、執筆マシンの他にiPadminiを受講生役にして、共有資料の見え方を確認したりした。明日もこの続きをやって、当日は完璧にこなしたい(受講生や事務局に迷惑をかけたくない)。
今日やっと眞子さんが好きな人と結婚できた。このごく普通のことを実現するのに、マスコミは少ないデータから勝手な物語を作って収益を上げようとしていたから、きわめて大変な困難と苦労があったと思う。それを乗り越えたことは快挙だ。快哉(かいさい)を叫ぶとともに祝福したい。
10月27日(水)「明日の準備に注力・・・の風さん」
早起きできなかった。
明日の準備に注力する前に、雑務を片付けて、気持ちを楽にしたかった。ブランチ後、さあやるぞ、と思った瞬間、投函を忘れていたことに気が付いた。長年使ったネット環境が年末で終了するので、その同意書を送るのである。メアドも放棄することにした。終活の一環だと思って、断行するしかない。これからのキーワードは、未練を断ち切ることかも。難しいことだが、少しずつやっていく。
徒歩で投函に行ってきて、散歩にもなった。いつも猫がいる家は、シルバーさんが剪定をしていた。茶色の猫が車庫でこっちを見ていた。のどかな風景だ。
ルーチンといくつかの雑務を処理した。意外と時間がかかって、明日の準備をする時間がどんどん減って行った。
明日はセミナー講師をZOOM<でおこなうのだが、初めて自宅でやる。ZOOM環境もMacBookAirから執筆マシンに変更し、何度も打ち合わせで利用しているので、大丈夫だとは思うが、念のため、リハーサルを重ねることにした。昨夜はまずまずうまく行ったので、今日はさらにZOOMの機能を色々と試しながら、セミナーの効果が上がるようにした。
最後は、本来の講義資料のリファインである。時間配分を慎重に考えて、休憩時間以外に、何時何分にはここまで到達したいというマイルストーンのような目安を、スライドに書き込んでいった。執筆マシンを使うと、モニターを3台使えるので、共有資料(相手に見せるスライド)とは別に、講義スライドに説明するポイントを書いておくこともできる。それもやった。明朝の何らかの原因で執筆マシンが動かないと困るので、MacBookAirも横にスタンバイさせておくことにした。
久しぶりのセミナーで、初めての自宅配信なので、力いっぱい準備した。
学会誌でプレゼンの極意というのを読んだ。出典不明だが、有名な文句らしい。自分のためにも書いておこう。
Tell them what you are going to tell them.
Tell them.
Then, tell them what you told them.
伝えたいことをしっかり伝えるためには、何度も繰り返すことが必要のようだ。
就寝はやや遅くなってしまい、午前2時ころだった。
10月28日(木)「Webセミナーでトラブル・・・の風さん」
8時起床。いつも通りにストレッチから起動。朝食にトーストとホットミルクを摂ったのは、このあと仕事だからだ。
さすがにスーツとネクタイではないが、部屋着みたいな普段着ではいけないので、柄のあるお洒落なワイシャツの上に、お洒落なブレザーを着た。
自分としては、用意周到なWebセミナーのスタートを切ることができた。
ところが、午前中に予期せぬ(よく考えれば起こり得ることだったが)トラブルが発生した。ネット接続が切れたのである。たまに起きることなので、どうすれば復帰できるかも分かっている。すばやく接続を復帰させることができた。しかし、もう一つ別のトラブルが続いた。モニターの一台(全部で三台使用している)のUSB接続が認識されない。これもたまに起きることなので、どうすれば復帰できるかは分かっている。とは言え、事務局と受講生が混乱する恐れがある。案の定、事務局からスマホに電話がかかってきた。状況を説明できたので、安心したようだ。やや時間はかかったが、元に戻ることができた。
トラブルがなくても進行が遅れがちになるのに、昼食休憩に入る時点で、スライド9枚分の遅れとなった。
ゆっくり昼食を摂っている余裕はない。最も早いトーストとホットミルクで済ませ(笑)、急いで書斎に戻った。午後をどうやって過ごすか真剣に考えた。とりあえずチャット機能を使って、全員へ謝罪と遅れとその挽回方法を書いて送った。再び、作戦を練る。執筆マシンからMacBookAirに変更すれば、午前中のようなトラブルは起きないが、遅れの挽回という点では、MacBookAirは不利だ。トラブルが起きても復帰はできるので、起きないことを祈りつつ、遅れの挽回を上手にやることに注力することにした。
幸い、その後トラブルは発生せず、最後の質疑応答までに完全に後れを挽回できた。講義中の受講生とのコミュニケーションが予定より少なくなってしまったが、質疑応答時間の中で、こちらから問いかけることで、受講生それぞれと複数回のコミュニケーションはとれた。
激しい疲労が残った。トラブルがあったことで、達成感が大きく損なわれた。受講生や事務局に迷惑をかけたという思いが、その後もずっと消えなかった。
晩御飯前にしばらく横になって休んだが、元気はイマイチ出ない。
執筆関係の仕事に取り組む気力が湧かなかった。
10月29日(金)「草刈りに出動・・・の風さん」
昨夜、就寝目の読書だけはした。31冊目の読了があった。これに続けて次に読む本は決まっている。知人作家の本だ。大作だが、読後感想を送りたい。
あっという間に日常に戻って寝坊(笑)。
快晴で、とても爽やかな気候の中、キャメロンで外出した。ドラッグストアで誕生月割を使ってまとめ買いし、ホームセンターへ。長男の部屋のラックの転倒防止グッズを物色した。なるべく安価で使い回しのききそうな方法を選択した。だから専用グッズではない。
帰宅したら、裏の土地に一台も駐車していなかったので、チャンスとばかり屋外作業に出動した。
もう雑草の伸びは鈍化している。今日は時間がないので、全体を、バッテリー1個を使ってざっと草刈りした。汗もそれほどかかず、腰痛も発症しなかった。もちろん蚊取り線香を携帯して装備は万全だった。次回、徹底して草刈りをすれば、来年の春まで中断できるかも。
ここまで頑張ったが、昨日の疲労はまだ残っている。無理せず、雑務を軽くこなしていった。そうしている間に、メルカリ出品した専門書が売れた。週末の遅い時間帯に売れることが多いのは、働いている購入者が多いからだろう。郵便局から発送する場合、ちょっと困る。土日は通常の窓口が閉まっているからだ。ゆうゆう窓口が開いているのは、10キロ強離れた郵便局である。商売は信用が第一で、顧客に誠意を示さなければならない。明日、そこから発送するとメッセージを送った。
今朝はゆっくり起床したので、深夜になって元気が出るパターンだったが、そうはならなかった。
それでも、遅れている執筆を挽回しようと、来年1月出版予定の児童書の「あとがき」の改訂バージョンを作成して編集者へ送った。
10月30日(土)「色々なことがあった1日・・・の風さん」
ブランチ前にゆうゆう窓口のある郵便局へまたキャメロンで走った。片道10キロ強あるが、土日に開いている窓口で最も近いのがここだった。
帰りにGSで満タン給油した。来週、キャメロンで京都まで日帰り往復する予定にしている。
午後、ワイフと杉本美術館に行った。明日で閉館するので、見納めになる。美術館前の道路までクルマがたくさんとまっていた。杉本健吉画伯のファンが、集まっているのだ。
入り口前で、学芸員の方とバッタリ出会った。何度もお世話になった方だ。お忙しそうだったが、閉館を惜しむ会話をした。閉館の理由は色々とあるが、34年が経過して、館内の設備の老朽化も進んでいるという。財団法人として、多くの作品類は当然保存するようだが、閉館しても苦労は続きそうだ。画伯が名古屋能楽堂の鏡板のために描いた「若松」の絵を表紙カバーに使わせていただいた『和算忠臣蔵』を記念に差し上げた(もちろん本人は1冊所有しているが)。
杉本画伯の心温まる作品をゆっくり見て回った。感想をここには書ききれないが、一つだけ。風景画も多いけれども、それらの中に人物が描き込まれているのが、私は好きだ。人物がいることで(ときには犬や猫のこともある)、その風景は見る者との距離をぐっと近づける。たとえ海外の風景だとしても。懐かしい感じもするから不思議だ。
名残惜しいけれども館外へ出た。美術館のある団地に住むことができて幸せだった。
帰宅してから、ワイフと役場(本庁)へ向かった。明日はワイフの実家へ行くので、期日前投票をするのだ。明日よりも落ち着いてできるだろうと思っていたが、投票に来ている人が意外と多く、何となくばたばたと投票してしまった。これからの世の中を考えると、子どもたちのこと(自分たちのという意味ではない)が一番心配だ。
晩御飯後、リビングでひと休みしていたら、恐ろしいことが起きた。テレビの前を巨大な黒ゴキが横切って行くのである。あまり動きが活発でなかったので、屋内で毒えさを食べた後らしい。すぐにゴキジェットでとどめを刺したが、私のショックは大きかった。外部と通じるあらゆる隙間を遮断し、屋外の要所要所に毒えさを配置してあって、特大のゴキが浸入してきたという事実。信じられない。屋内で成長したはずはない。十分に巨大化した上で、外部から侵入してきたはずだ。いったいどこから?
ショックのため、元気がなくなり、少々自暴自棄的になって、Amazonprimeで映画を観た。「ブライドショット」というSFである。ロボコップのような設定の物語だ。ロボコップはシリーズの2から下らなくなったが、1は主人公の苦悩が描かれていて観る価値があった。今夜の「ブライドショット」もロボコップの1と同様にそれがあり、面白かった。
10月31日(日)「実家慰問と日本の将来・・・の風さん」
8時半起床だが、眠い。昨夜、映画なんか観ていたからな(笑)。
10時出発で、ワイフの実家へ。不定期ながらなるべく月一の慰問だ。昨日と違って天候はあまりよくない。しかし、新型コロナが一時お休み状態なので、外出が多くなっていて、道路にクルマが非常に多い。実家まで2時間近くかかった。
実に久しぶりに外食しようということで、近所のファミレスへ行った。混雑していると覚悟していたが、ぎりぎりセーフで、着席できた。我々のうしろの客から待ちになった。レストラン側も客もすっかり感染対策に慣れている。検温と手指の消毒をし、マスクをしたまま注文し、食事が運ばれてくるのを待つ。
帰宅してすぐ、近くのスーパーへ行った。恒例のブックオフへの漫画の売却である。今回は次女が不要と言った漫画を60冊以上(段ボール箱2つ分)持ち込んだ。いったん帰宅し、再度、ブックオフへ行って見積もり結果を聞いたら、19冊が1冊5円で売れて、95円だった。ひゃ〜、驚き! こんなに値がつかなかったのは初めてだ。いちおうブックオフの棚のチェックもしたが、特に欲しい本はなかったので、帰りに、実家近くの古書店に寄った。ここは宝の山である。店の主人にチェックした本のある場所を教えてもらい、ざっと眺めて、1冊だけ購入することにした。吉川弘文館の人物叢書の旧シリーズの1冊だ。外見に特徴のある古本(昭和39年版『林羅山』で定価は480円))だった。製本時の切断ミスがそのまま残っている。背の部分は日焼けしているが、一度も売れた(誰かが読んだ)痕跡はなく、ゾッキ本が古書店に流れ、売れることなく60年近くさまよった挙句、私の所有になったのだろう。ただ感心するのは、相場価格と思われる450円だったことだ。この本は、再来年出版予定の児童書の参考文献となる。
実家では今回も私が奇想天外な時事放談を一人で展開して義父母をあっけにとらせ、すっかり日が暮れておいとました。
帰路、途中のマクドで晩御飯にし(ドライブスルーは混んでいたが、店内は空いていた)、総選挙の結果が出始めたころ帰宅した。ニュースを見始めると終わらなくなるので、書斎へ直行して、ルーチンやメールの処理をしてからリビングのテレビをかじりついた。
地元の小選挙区は自民と立憲が接戦を繰り広げている。前々回は1万票差、前回は2千票弱の差で自民が勝ったが、今回も接戦で、立憲が勝利するだろうと思っていた。結果は千票強の差でまた自民が勝利し、立憲は比例で復活当選した。日本全体の状況を収縮して見せているようだった。現在の最大の問題は、日本の将来であり、子どもたちのことが一番心配だ。子育てと教育に力を注ぐ政治が展開されると思うが、効果が出るのは20年以上先だろう。
2021年11月はここ
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